弁理士試験 年末年始の勉強の進め方
弁理士試験の受験生の方は、年末年始は普段よりも勉強するための時間をつくれると思います。
有意義な年末年始にしていきましょう。
特許法・実用新案法・意匠法・商標法のことを上四法、
条約・著作権法・不正競争防止法のことを下三法と呼んだりしますが(受験用語ですね)、
一次試験の短答試験から受験する方は、この年内に上四法の過去問を1周回せているのが理想です。
回す範囲は、
①基本は5年分②可能であれば10年分③時間がなくて…という方でも少なくとも3年分 です。
この範囲をまだ1周回せていない方は、この年末年始の時間を活用して、ぜひやりきりましょう。
1周回せている方は、下三法の1周目に加えて、上四法の2周目に進みましょう。
2周目は、初学者の方でしたら、できれば1周目で正答できた問題も解きましょう。
時間がなければ、1周目で間違えた問題を中心に解きましょう。
2年目以降の方は、2周目からは、1周目で間違えた問題を中心に解きましょう。
間違えた問題については、必ず条文の文言に当たって復習し、なぜ間違えたのかを把握しましょう。
二次試験の論文試験からチャレンジする方は、
これまで解いた答練の問題などを使って、再度答案構成をしましょう。
1回目に解いたときよりも短い時間内でやってみましょう。
短い時間でも必要な項目を漏らさずすべて挙げられるように繰り返しましょう。
論文答練を解きっぱなしになっている方もいらっしゃるかもしれませんが、
復習をして完全に自分のものにしないと、せっかく解いたのにもったいないです。
帰省するなどで、電車などの移動時間がある方は、
ぜひ条文集を持っていって、条文を読み込みましょう。
この試験は条文の理解に尽きます。
年始は、初詣には是非お出かけになって、合格祈願をしましょう。
がんばってください。
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